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 「気ぜわしく8月忘れて早や9月」。昨日小紙に載ったモモタンさんからの川柳のよう瞬くと言うと大袈裟だが、あっという間に1年の3分の2が終わろうとしている。
 そういえば鏡を見ると1年で一筋できるシワが完成形に近付こうとしており、食卓で妻と互いの顔を見合っている此の頃である。
 9月はあの忌わしい大韓航空機撃墜事件の犠牲者への慰霊で始まる。昨年からフルマラソンになった平和マラソンが1日、3日には平和を祈念する灯籠が北防波堤ドームなどに158基設置され亡くなった269人を鎮魂する。
 9月1日というのは1923年(大正12年)にあった関東大震災の日で「防災の日」として地震国であるが故の心構えを備える日であったが、稚内では大韓機事件も加わり防災だけでなく平和を希求する日ともなった。
 世界的には2000年9月11日、ニューヨークの世界貿易センターにハイジャックされた航空機が激突するという惨事もあった。
 それから20年ほど経過しても地球上に争いは絶えず、子ども達の命が奪い取られるという現状を見る時、改めて人間という動物の軽挙と残虐性には呆れ果ててしまう。
 国家・人種・宗教間の角逐だけでなく地球を滅亡の危機に陥れようとするのが地球の温暖化である。北極や南極の氷を融かし潮流の動きを変えてしまい、日本各地で線状降水帯なる長く大雨が続く天気現象によって死者まで出る被害をもたらしている。
 そんな厄災月の9月を迎えようとしている。用心が肝心だ。