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 3週間位前になるか北電からDMが送られてきた。昨年9月6日のブラックアウトのペナルティーとして小社は電気契約を北電から新電電に代えたため「以前の契約の料金よりお安くなっています」との再契約をお願いするものだった。
 その北海道全体(離島を除く)の電気供給が途絶えてしまった日から間もなく1年経とうとしている。
 厚真など胆振東部地震によって厚真にある大きな火力発電所の稼働がストップしたことを遠因とする全域停電は、震源地近くの被害も相俟って道内各地に大きな被害を与えた。
 稚内でも冷凍庫に入れていたカニが解凍し商品にならなかったなど小さいともいえない被害が出た。小紙もその日の印刷ができず被害を被った。
 電気事業法などにより地震など自然災害での停電は免責があり一般受益者は損害賠償できない仕組みがあるようだが、被害に遭ったのに賠償されないというのは社会通念上も許されることでなく、そのため小社は新電電に切り換えた。
 だから料金が安い高いの問題でなくDMを受け取ったあと北電に「一切、この種のものは送らないで下さい」と電話を入れた。
 それだけ電気供給者というのは社会的責任があるわけで、それが叶わぬなら退場してもらうしかない。と言っても(北電が)退場するわけは無いので我が社自ら別の場所に〝活路〟を求めた訳だ。
 何か起して何もペナルティーが無いというのはおかしい。小社にはこれまでも損をしてでも「ひまわり問題」「ウエンナイ川問題」等扱った自負がある。