時の話題 「大暑過ぎる」

 妻君の病気後検診で週末、札幌まで行ってきた。今年はいつになく自転車旅する人を見掛けた。ほとんど単独行で何を思い漕いでいるのか。青春真っ只中、暑中に清々しさを感じた。
 青春といえば筆者も東京にいた学生の頃、山梨の昇仙峡でキャンプし、福島の安達太良山にスキーに行ったりと、何を求めていたのか旅をした事がある。
 20代ですから手探りの無我夢中の所行だったのだろう。旅をし何か得たものがあったのかと問われれば答に窮する若き日の自らの姿を思い起こす。
 60代半ばになると何かを求め彷徨することもないが、直面する事には苛立ち大声を上げることがある。家でも会社でもある。
 先日、波乗りのサーフボード世界大会で日本人として初めて優勝した若者は母親に小さい頃から言われていたことがあるそうだ。「人に優しく自分に厳しく」。
 煎じ詰めると己に勝つ克己心の大切さを説いているのだろう。他人との勝負はもとより自分に打ち克ち大願成就するという勝負の道の困難さを表現しているのだろう。
 2年ほど前に鬼籍に入った母親からよく言われていたのが「従業員には優しくし公平に」という言葉。母親は子供の頃、多くの従業員と弟妹がいる家庭で育つも父の生家(紋別)でいびられた経験から「他人には優しく」という処世訓を体得したのであろうか。
 2日間の空白により浦島太郎感が強く現実離れした小欄になってしまった。
 1週間後も暑い日が続いているだろうか。大暑過ぎ今度は立秋。

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