時の話題 「家族愛とは」

 「建国記念の日」の11日、9時間ぶっ続けでコッポラ監督の「ゴッドファーザー」を視聴した。これまで5回は見ていたのだが、数年ぶりに見ても面白さは変わらない。
 コルレオーネファミリーの二代目役マイケルを演じたアル・パチーノもいいが、圧巻はこの映画まで燻っていたマーロン・ブランド。マフィア発祥の地と言われるイタリアのシシリー島で父母を殺され米国に単身移住した主人公を重厚にファミリー(組織と家族)を守るため波乱の人生を駆け抜けたドンを演じた。
 組織には裏切りや理不尽なことあるものの父から子へ、子から親への情愛の普遍性は変わるものでない。
 突拍子もない事を述べるようだが、この映画が筆者にとって生きる上の聖書だったような気がする。それだけ己が人生にとっても大きな影響を与えた作品であったし、今でも稀薄化する事はない。
 どういう状況に追い込まれても家族を守るのが親の責任なのだがこの数年、頻発する子どもに対する親の虐待には目を覆い耳をも塞いでしまう。
 我が子を虐げる親はどのような気持ちで鬼畜の所業をするのか。報道によると、千葉県野田市で小学4年心愛さんを虐待し命を奪った父親は勤務先や近所の人に温厚な人と見られていたという。
 その父親が悪魔になり我が娘に折檻を続け事もあろうに殺人までするとは。その闇は何処に起因するのか。人間は多面性を有しているとはいえ筆者には理解できない。
 子ども達への見守りを本当の意味でして行かなくてはならない。

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