天北エナジー

 風力発電事業に参入する稚内グリーンファクトリー(渡辺義範社長)と風力発電国内大手のユーラスエナジーホールディングス(東京)が共同出資して設立された㈱天北エナジー(坂本元靖社長・渡辺義範社長)が恵北・増幌地区に建設を計画している3万㌗の風力発電施設天北ウインドファームの安全祈願祭が15日、管理棟が建設される恵北の山中で執り行われた。
 グリーン社所有の恵北・増幌の山間に、3000㌗級風車10基を建設するもので、総事業費は100億円強。風車はゼネラルエレクトリック社製(米国)で、支柱が約90㍍、ブレードは1枚約50㍍あり、高さは最大約140㍍にもなり、陸上風車としては世界最大級となる。
 安全祈願祭には、渡辺、坂本両社長はじめ上野晃大林組札幌支店長ら工事関係者100人が出席し執り行われ、鍬入れや玉串奉てんのあと、渡辺社長が「皆さんの協力で漸く風車建設着工に漕ぎ着けることができました。今後は、この風車が順調に稼働することで少しでも地域の活性化に取り組んでいきたい」などと挨拶した。
 建設工事は9月から始まり、本年度は基礎工事などを中心に行われ、平成29年秋頃までに工事は終了する。運転開始は平成30年2月頃を予定している。
 同社では着工を記念し、地域貢献事業として増幌小中に寄贈した太陽光発電パネルなどの目録を工藤市長に手渡した。