8日午後の市議会一般質問で、工藤市長はサハリン航路継続に向け現在、運航を委託するため交渉中の船舶管理会社との交渉が難航していることを明らかにした。
 岡本雄輔議員(自民・政友会)の、来年に向けた航路運航のための進捗状況、交渉中の会社はフェリーの運航実績があるのか―などとの質問があり、市長は運航費用の軽減を図るため外国人船員による運航を検討していたが、交渉中の会社が去る10月に運航船舶や国際フェリーターミナルなど視察した後に外国人船員の乗船による船籍の変更、運航期間以外の保安要員を含めた船員確保など新たな課題が浮上した。事業の健全性を確保しつつ船員確保が可能な策が他にないのか新たに模索しているとし、交渉中の会社はこれまでフェリーの運航実績がないことも明らかにした。
 交渉中の会社と契約に至らなかったらどうするのか―との再質問には、チャーター船という話もあるが、ダメだということを前提に次を考えているような話はできない―と述べ船舶会社との契約を済ませた上で年内に設立するとした新会社は難しい局面に立たされていることが分かった。