寒さ厳しく霧氷など出現 あす4月中旬並みの7度まで上昇

声問の海に発生した「けあらし」

枝に張り付いた霧氷
放射冷却の影響で10日早朝、声問や沼川などで氷点下10度を下回る厳しい寒さとなり、海では霧が湯気のように立ち上がる〝けあらし〟と草木が白く凍りつく霧氷が見られた。
稚内地方気象台によると、前日9日深夜〜明け方から早朝にかけて最低気温は10度以下となり、沼川で氷点下15・4度、声問同11・8度と平年より7度以上も低かった。
厳しい寒さにより、海で早朝から午前8時過ぎまで、けあらしが現れ、声問地区の道沿いには霧氷が出現し太陽の光が氷に反射し幻想的な光景を現出していた。
朝にかけて氷点下4・9度まで冷え込んだ開運は午前8時半過ぎプラス1・4度まで上昇し雪融けが進み至る所に水溜りができ車が水しぶきを上げて走行していた。日中は4度まで上がる。
11日は曇り。最高気温は4月中旬並みの7度、翌12日は6度の見込み。屋根からの落雪や雪崩などに注意を呼びかけている。

