結氷し白い大陸と化す 大沼 野鳥おらずひっそりと
朝晩の気温が氷点下になったことから大沼の水面が結氷し、厳しい冬の訪れを告げている。
大沼は気象台が声問で観測する地点より気温が低い日があり、放射冷却現象の影響で氷点下9度まで下がった11月下旬に一度、薄い氷に覆われたが、その後はプラス気温が続き沼を覆っていた氷が融けたものの、真冬並みの寒気が入った4日以降、再び氷に覆われ、最低気温が氷点下5・2度まで下がった5日は沼の9割近い水面が凍りつき、前日から降り続いた雪が積もって白い大陸と化している。
11月25日で夏季開館が終了した大沼バードハウス周辺には野鳥の姿はまったくなく、沼はひっそり静まり返っている。