週末雑感
暖か過ぎるような週始めから後半は3月下旬並みの気温まで下がってしまう早まった稚内の桜開花予想もズレ込んでしまった。20度あった気温が5度まで下がるのだから体の不調を訴える人が出ており南小ではインフルエンザで学級閉鎖する破目にも。二十四節気の「穀雨」(19日)だったにも拘らず、穀どころかペンペン草さえ生えない不順な天候が続いている。
日本列島の地震活動が不気味だ。元日の能登半島地震のあとも中程度のものが頻発し数日前には四国でも。この太平洋沿岸一帯は南海トラフと言われる巨大地震が今後起きるものと予想されているだけに住んでいる方々は肝を冷やしたことであろう。
地震地帯でない当地に住むことに感謝せねばならないものの、ほかの町の惨状をテレビで見る時、胸が痛い。
地球温暖化により世界各地で異常気象が起きており地震もその中のひとつなのだろうがウクライナやパレスチナ自治区ガザでの戦火は異常気象ではなく〝異常な人間ども〟の所業であり、古代以来続く人間の愚かさには継ぐ言葉が出てこない。
愚かと言えば稚内署前署長の愚行にも呆れてしまう。昨年12月の名士カラオケ歌謡祭で醜態を演じ北見方面本部の目付け役に転じるも泥酔し、自分の家と間違い市営プールの扉を叩くなどし一騒動起こしたのは当人はもとより道警本部の人事異動のミスであり、本部付けとし彼を看視すべきであったろう。
人間の社会に瑕疵は付きものとはいえ、大自然の驚異には遠く及ばない。原発などもってのほかだ。