前年の18倍に著増 今年度上半期 稚内市 最多は台湾2787人

 稚内市(観光交流課)は今年度上期=昨年4月~9月=の外国人宿泊客延べ数をまとめた。
 7905人と前年から18倍の7459人も増えた。昨年のGWからコロナ対策による渡航制限が解除され、コロナの位置付けが5類になって以降、外国人の団体客や個人客が増えた。
 国別宿泊数は台湾2787人(前年度同期19)と最も多く、次いで香港1242人(同7)、中国711人(同98)とアジア圏で占められ、以下④韓国526人(同1)、⑤アメリカ393人(同167)、⑥シンガポール311人(同0)、⑦オーストラリア225人(同13人)、⑧タイ159人(同37)、⑨ドイツ120人(同6)、⑩フランス105人(同0)。
 上期はコロナ前(令和元年1万5016人)の水準には達していないものの回復傾向にあり台湾、香港などのアジア圏で占めた。昨年9月に北海道で開催されたATWS(アドベンチャートラベルワールドサミット)を契機に、稚内市は欧米豪からの誘逆も視野にいれ、インバウンド誘客に努めていきたいとしている。