外国人観光客 回復傾向 冬観光 シンガポールツアー客多く

 今月に入り南国・シンガポールからのツアー客が相次いで稚内入りし、冬の稚内観光を満喫している。
 市内ホテルから集客情報などの提供を受けている稚内観光協会によると、今月は中旬までシンガポールからの団体客が10本234人稚内入りしている。
 シンガポールではこの時期、小学校などが長期休みに入り、家族連れで雪などを見に北海道旅行する人が多く7泊8日ほどの日程で稚内はじめ札幌、旭川、羅臼などをバスで周遊している。
 1週間ほど前、サフィールホテル稚内に宿泊したツアー客20人ほどがノシャップ岬に立ち寄っていた。赤道直下で雪が降らない国だけに、子どもだけでなく、大人までも雪を見て「雪は冷たいけど楽しい」などと感激していた。
 サフィールホテル稚内のスタッフによるとコロナ禍前と比べると外国人旅行者の宿泊は多くはないが、今年はシンガポールなどからのツアー客が増えており、個人客では台湾、香港などの利用が多くあるという。

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