時の話題 「天中殺の日」
一昨日は〝天中殺〟のような一日だった。
先ずは前日の本紙で1・2面逆さの新聞が極く少ない地域だが配達された。その日は印刷機が2面印刷で上手く紙送りされず担当者が焦ってしまい逆さ印刷につながったようで当人も反省していた。
そして夕刻には議会事務局から当日の「補正予算案可決は間違いなので訂正お願いします」との電話があり、この失態にはトチ狂ったかと感じた。7月4日の会期末の本会議で決まるものであり、現段階では議会審議の俎上にのぼったことの話であった。従って21日の紙面で訂正記事を掲載したわけである。
どこもそうだろうが小紙もギリギリの人数で営業しており1人休むと天手古舞状態になる。記者経験があるとはいえ基本をしっかり体験していないという未熟さゆえの失態であった。
天中殺という言葉を今の若い人は聞いたことがなかろう。40年以上前になるだろうか有名な占い師がテレビや著作などで囃し立てたもので、運が最も悪い日の例えとして社会に広まった。天に代わって誅罰する「天誅」に通じ、その日・事に当たった分には神の助けどころか神の天罰を受けることになるので天中殺日はできるだけやってこない方がいいに決まっている。天中殺の一こまでした。
話は変わり一昨日は6回目の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種日であった。2類→5類に季節性インフルエンザ並みに引き下げられるも感染者は決して減っている訳でなく、変な安心感からワクチン接種しない人がいるやに聞くがやった方がよかろう。