振興局の西野地域産業担当部長 酪農後継者不足など対策をと着任の抱負
宗谷総合振興局の地域産業担当部長に着任した西野敏朗氏(58)は「平成元年にに赴任して以来、2度目の宗谷勤務。より一層地域の声に耳を傾け、農業の発展のために努めていきたい」と抱負を語った。
西野部長は旭川出身、室蘭工業大学卒業後、平成元年の宗谷支庁を振り出しに、空知産業振興部調整課主幹、農政部農村計画課主幹など歴任。前任は農政部農村計画課長補佐。
2度目となる宗谷の勤務に「馴染みの店が少なくなり新しい店が増えた印象ですが、人の温かさは変わっていませんね」と話していた。
管内の農業について、担い手不足や高齢化による農家戸数の減少が進んでいることから「家族経営など守り、新規就農者の確保や育成に取り組みたい。自給飼料の安定的な確保に繋がる基盤整備など行って行かなければ」と話していた。
趣味は読書。「家族がアウトドア好きなので管内でキャンプを楽しんでみたい」と。