藤田幸洋氏に春の褒賞受賞の栄誉 港湾建設業振興功労
春の褒賞受賞者が決まり、稚内市からは藤田幸洋氏(68)が港湾建設業振興功績で藍緩褒賞に輝いた。
藤田氏は藤建設会長で、元全国浚渫業協会副会長。現在は道港湾空港建設協会長、日本海上起重技術協会北海道支部長など務めており長年に亘り港湾工事に携わり、業界の発展に寄与したことで栄誉に輝いた。
港湾工事などの課題に長年、向き合ってきた藤田氏は、北海道の港は主流となる農海産物流の拠点であるとし「整備の予算をつけるべく様々な団体で要望活動を行い、それは今も続けている。漁港の生産基盤基地となる港も生産者のために整備して行かなければならない」と振り返り、今後の港湾のあり方について話していた。
受賞にあたって「ただ率直に嬉しい。受賞は会社の仲間、家族、様々な会のメンバーの支えがあってのことで感謝しています。先代が黄綬表彰を受賞しており、少しだけその背中が見えた気がします」と喜びを語った。