天然記念物の大鷲 恵比須の前浜に飛来
生息数少なく絶滅が心配されているオオワシが、恵比須地区の前浜に姿を見せた。
越冬のためロシアのカムチャツカ半島などから南下してきたもので、黄色いクチバシと羽根の一部が白く、翼を広げると2・5㍍にもなる国内ではオジロワシ同様、天然記念物に指定されている。
数日前から2羽が目撃されるようになり、普段は消波ブロックの上で鋭い睨みを効かせて辺りを威圧。時折り前浜にいるカモメやカラスとエサを奪い合っており、飛んでいる時は空の王者らしい貫禄を見せている。
毎年この時期になると写真を撮っているるという70代男性は「ワシは人の気配を感じると直ぐ逃げてしまうので良い写真を撮るのは難しい」と話していた。