週末雑感
暖かで春のような天候を小春といい陰暦10月の異称だが、今、採用している陽暦と大きく違うものでなく、そういう意味では冬の前の今時期の小春日和は間違っていない。
週末は寒くなり来週になると降雪があるようだが積雪とまで至らず存外の暖かさに師走に向いそぞろな気持ちを少し減じてくれる。
さほど重症化しないとはいえコロナ新種オミクロン株の変種の感染者がこれまで最多の人数となり警戒心が強まっているが、ウイルスは5度~15度くらいで活発化し、それ以下の気温になると活動が鈍化し死滅することから冬のとば口の今の時期がピークだろうと言う専門家がいるので、そう恐がることでもあるまい。
ただインフルエンザとのダブル感染が懸念されているのでマスク着用や手指消毒ほか最も大事な換気を十分に取らなければならず、こまめに窓を短い間でいいので開けることを特に薦める。
注目された米国中間選挙は事前予想ほど共和党は伸びず、トランプ前大統領の退潮・後退ぶりを窺わせる結果にトランプ氏自身の勘違いが浮彫りになる。
勘違いは誰にでもあり筆者などはその度合いが激しいが、政権与党の大臣の勘違いぶりは激しさを通り越え滑稽ささえ感じる。黙っていればいいものを余計な事を喋るのは、大臣にまでなり少々脱線した内容の話をしてもいいんだという傲りの一端が表面に出たものとみて間違いなさそうである。
地方議員含め政治家の程度の低さには呆れてしまうが、選ぶ国民にも責任があるのは論を俟たない。