人間国宝の能も披露 あすからキタカラ 山本碧雲氏の遺作展
生前、稚高の古典・書道科教諭を務めていた山本碧雲(俊章)さんの遺作展「禅僧の書」が13日からキタカラで開催される。最終日の18日午後3時から人間国宝の能楽師・津村禮次郎氏が特別出演し能楽を披露する。
昭和52年から北海道書道展、毎日書道展などに入選・入賞してきた故山本氏が亡くなって2年過ぎ自宅で保管していた入賞作品などを市民の皆さんに見てもらおうと息子の天徳寺住職大雲さん(54)が企画した。
最終日の18日午後2時半から前座として中国の楽器二胡・三味線奏者の大雲さん、ピアノ奏者の愛音さんによる演奏があり、最後に能楽師の津村氏が仏教と稚内の海をイメージした創作舞の能楽を披露する。
大雲さんは「父の遺作と、稚内で見ることのできない能楽を是非見に来て頂きたい」と話していた。
入場無料。