今季FDA運航終了 就航10年目 244便で1万1000人利用
6月から運航していたFDA(フジドリームエアラインズ)の稚内チャーター便が4日で終わり、稚内市や稚内観光協会など関係者が最終便の北九州行きの乗客56人を見送った。
今季のチャーター便はコロナ感染拡大で当初の計画より100便少なかったとはいえ、全国30空港から244便で1万1000人余りが利用し、60便1900人余りの利用に終わった昨年と比べ、4倍以上も伸びた。
空港エプロンで川野副市長、中場観光協会長ら8人と、ゆるキャラ「出汁之介」と「りんぞうくん」が乗客を見送ったあと、午後5時40分過ぎに緑色の機体は北九州に向け離陸した。
最終便を見送った中場観光協会長は「コロナ禍とはいえ稚内へのチャーター便は今年10周年だった。沢山の旅行者に来て頂き地元として感謝しております
」と話していた。