入学シーズン控え繁忙 稚内で30年目の矢部プロカッティング
末広5にある縫製工場「矢野プロカッティング」(本社・横浜)は、来春の入園を控える園児服の製造でフル稼働している。
稚内に進出し30年目を迎えた稚内工場では社員やパート含め女性スタッフ23人が働き、稚内市内の幼稚園はじめ全国各地から注文がある園児服、体操着などを一日200着以上作っている。
入園シーズンが迫り今月に入ってから注文が日を追うごとに増えていることに加え、コロナ禍で海外のベトナム工場が都市封鎖のロックダウンで製造を停止している影響で、その分を日本国内の工場でカバーしなければならないことから、稚内工場は忙しい状態にあり、1カ月間で5000着以上を作って納入している。
今後は更に注文が増えることから、年明けにスタッフを1人増員し現在1人のパートを募集している。
ベテランスタッフは「綺麗に質の良いものを納期まで納められるようスタッフ一丸となって作業を進めていきたい」と話していた。