100歳長寿を祝って 市長が可香谷さんに祝金贈る
20日午後、工藤市長が緑1の可香谷ふみこさんの許を訪れ、祝金など祝いの品を贈り100歳を祝った。
今年度、市内で100歳を迎える16人(男2)中、今年5人目の贈呈となる大正10年8月19日生まれの可香谷さん宅を訪れた工藤市長は祝金などを贈呈し「市民と共に心からお祝い申し上げます。大正、昭和、平成、令和と長生きされて心強く思い、元気を頂きました」などと祝福した。
歌志内出身の可香谷さんは結婚を機に樺太に渡り、敷香(現ポロナイスク市)などで5年間過ごし終戦後、引き揚げてから稚内には70年以上住んでいる。祝い状などを手に「市長さんに祝ってもらえて嬉しいです」と笑顔を見せていた。
同居している五女の春名昌子さんは「引き揚げ経験など苦労しているので本当に強い母親です。誕生日の日には家族が集まり、お祝いしました。長生きできるのも周りで支えてくれる人たちのお陰です」と感謝していた。