高山植物見ごろに 百年記念塔下の北方植物園
百年記念塔周辺にある稚内市北方植物園に植えられている高山植物が咲き始め、訪れた市民の目を楽しませている。
園内13カ所ある花壇に200種の高山植物や山野草が植えられており、今月に入り標高が高いヒマラヤ地方で咲く花ばかりを集めた花壇「ヒマラヤの庭に咲く花」で、本来は標高3000㍍以上の岩場などに生えているツルハナガタがピンク色の花を咲かせている。
別の花壇では高山植物の女王とも呼ばれているコマクサが赤い花を咲かせ、日を追う毎に多くの花が咲きだしている。
北方植物園は市民の憩いの場として人気があり、稚内公園を散歩した時に立ち寄るという60代女性は「高山植物など時期ごとに色々な花が見られるので、散策するのが楽しみです」と話していた。