3月中旬並みの暖かさ 開運プラス1.9度まで上昇
厳しい寒さが続いていた稚内地方は13日、開運で午前11時57分にプラス1・9度まで上昇。昨年12月25日以来19日ぶりにプラス気温となった。
稚内地方気象台によると、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で13日、正午までに声問でプラス2度、沼川プラス1・7度まで気温が上がり、3月中旬並みの暖かさになった。
この暖気によって道路ではアスファルトが見え、市内の至る所で屋根からの落雪があった。13日正午まで落雪など雪害による救急搬送は無いものの、ここ数日はまとまった雪が降る日が多く、屋根の雪が多いので、稚内消防署は屋根からの落雪などに注意するよう呼びかけている。
13日午前中に屋根の雪下しをする市民の姿が多くあり、恵比須2の住人は「昨年末から積もった雪で1㍍近い雪がある。暖気で水分を含んで重い」と雪下ろし=写真=作業をしていた。
気象台によると、14日は最高、最低気温ともに氷点下まで下がり日中に融けた雪が朝晩の冷え込みで凍る。路面変化などに注意を呼びかけている。