測量士補めざし奮闘 大谷高 成沢君 特別講師招き写真測量学ぶ

13日、大谷高の測量士補取得講座で特別講師を招いた写真測量の講座が開かれ、資格取得を目指す生徒が専門知識会得のための基礎など学んだ。
業界の担い手確保の一環として、稚内商工会議所、稚内建設協会、稚内測量設計協会の協力を得て、測量に欠かせない測量士補の資格取得を目指す講座には、一期生として2年生の成沢友希君が昨年9月から受講。外部講師として北辰建設コンサルタントの沖信夫会長らが講師を務めている。
今回、北辰建設コンサルタントの協力会社で写真測量を専門とするスカイ・テック(札幌)の菅原巧社長を講師に、13日から10時間程度の講座が行われることになった。
成沢君は、菅原社長からセスナ機から空撮された写真を基に、図化機を使って立体的な地図データを作成する写真測量の概要などについて学んだ。
今後は、地図作成に必要な計算方法や過去の問題など基に授業が行われる。
成沢君は「1年ほど学び測量に対する理解が深まりました。合格するために、写真測量の分野も知識を深めて行きたいです」と来年5月にある測量士補試験合格に向け奮闘している。

