時の話題 「ドラフト会議」

 昨夕、プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が開かれ、日ハムは新庄監督の「幸運」発言を裏切るように最初の指名と二番目も外し最終的に明治大の抑えとして貢献した大川慈英選手を1位指名にした。
 このドラフト会議で気になった事があった。ソフトバンクの小久保監督が参加しなかったのだ。2日後の土曜日から始まる阪神との日本シリーズを前に期する思いがあったのか。指名する選手(外れた場合の選手含め)は決まっていたのだろうが将来、チームを背負うだろうと期待するドラフト会議である。トップ自ら率先し指名、そして獲得に乗り出すべきで小久保の姿勢に疑問が生じた。
 日ハムとのCSは激闘だった。最終戦後に「3連敗しきびしかった」と発言していたが普段の冷静沈着さを失ったかのような言動には正直「?」との評価を個人的にした。真面目な性格を現したとはいえトップは自らの心の中を表に出すべきでなく、一方、新庄監督は3勝3敗まで持ち込んだ選手を称えた。本当は「悔しい」と嘆き節でも出ようものだが封印した。普段の采配含め行動は沈着とは言えないものの、CS敗退後のコメントに監督というより人間としての大きさを感じた。
 プロ野球は巨人、阪神など人気球団に偏る新人選手入団に待ったを掛け全球団の戦力を折衡にしたいとの目的で1965年から始まった。確かに機構の願い通り戦力は平準化したが、毎年指名される1位選手の活躍比率は低く、かえってイチローら下位指名選手が大選手になる事もある。野球の逆転劇の様に。