「北の海域守る決意」 巡視船さろべつ配属記念式

稚内海保に新たに配属された巡視船「さろべつ」(195㌧)の配属記念式が21日午後港湾合同庁舎であり、山口健太郎船長ら乗組員14人は北の海域を守る決意を新たにした。
昨年12月に解役となった巡視船「もとうら」の後継船として、高知海保から稚内海保へ配属された「さろべつ」は46㍍と小型だが、速力35㌩以上(1㌩・時速1・8㌔)と機動力に優れ、もとうらの倍の速力が出る。高速性能と操縦性能が向上し、遠隔放水銃による消火能力など海保業務全般で対応能力が充実し強化されている。
網信幸稚内海保部長は関係者70人余りを前にした式典で「宗谷の海の秩序、安全を守るため日々、技術を研鑽し海上犯罪、海難、自然災害の際には地域の安心安全に貢献していく。その名に相応しい地域の方々に愛される巡視船になるよう目指す」などと挨拶。工藤市長ら来賓5人が祝辞を述べたあと、山口船長は「船の性能を最大限に発揮し、国民の安全と海上の秩序を守るため全力を尽くす」と決意を語った。
式典終了後、中央埠頭岸壁に停泊している巡視船の見学会が行われ、工藤市長らが操舵室などを見て回った。

