こうほねの沼にコウホネの花開花 移植作業が実を結ぶ

きのう開花したコウホネの花

 環境省などの関係者が浜勇知にある〝こうほねの沼〟に移植した水生植物コウホネが順調に育ち、5日、黄色の花が開花した。
 沼は過去に水位を保つための地下水を汲み上げるポンプの故障で干上がり、自生していたコウホネがほぼ全滅した。その後、稚内市がポンプを修理してからは沼の水位が戻り、コウホネ再生を目指し環境省稚内自然保護官事務所などの関係機関が国立公園自然保護活動のグリーンワーカー事業として2020年から22年までの3年間、別の場所から持ってきた50株以上を移植した。
 移植後、順調に育ち根が沼底に根付いたようで、5日にグリーンワーカー事業に携わった関係者がコウホネの花が20株以上咲いているのを確認した。
 黄色の部分が僅かに見えた蕾状態のものも30株ほどあり、1週間ほど前に現地を確認した稚内自然保護官事務所の担当者は「移植作業をして沼の水位が保たれていることもあって順調に育っている。これから更に開花すると思うので、定期的に観察したい」としている。

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