外国人留学生、緑風苑見学 将来、介護員で働くこと企図し

 東川国際文化福祉専門学校の留学生17人が15日、稚内緑風苑を訪れ施設を見学した。
 東川と周辺自治体によって設立された外国人介護福祉人材育成支援協議会では、同専門学校で介護を学ぶ留学生が卒業後、協議会に入会している自治体の福祉施設への介護員として割り振りされている。奨学金は施設がある自治体が負担し、人材不足を補っている。
 今回の見学に参加したベトナム、中国、インドネシア、韓国など8カ国の留学生を前に高橋常務理事は「皆さんが卒業後、仲間となる人が一人でもいればこれに勝る喜びはありません」などと挨拶した。
 このあと、市(長寿あんしん課)から稚内の街の紹介、稚内緑風苑から業務内容や雇用条件などについて説明があり、施設見学が行われた。