年末の食中毒防止で取締り 保健所と稚内地方食品衛生協会

 稚内保健所と稚内地方食品衛生協会の食品一斉取り締まりが7日、西條稚内店で行われた。
 年末における食中毒発生防止のため行われた取り締まりの初日、保健所職員2人と佐藤寿勝食品衛生協会長が取り締まりを行った。
 魚や肉など生鮮品の賞味期限が守られ適切に保管されているかなど店内を見て回り、バックヤードでは商品の整理整頓、従業員の服装など衛生が保たれているかもチェックした。
 佐藤会長は「今一度年末に向けて食中毒に気を付けて頂きたい」と話し、保健所では、今年はノロウイルス感染者が全国的に多かったことから「食前や調理前などにこまめに手洗いをすることで予防を心掛けてほしい」と話していた。
 この取り締まりは12月上旬まで管内のスーパーや料飲店などで実施される。