今季1万6143羽飛来 大沼のハ クチョウ 増減を繰り返す

半月ほど前までハクチョウが多く飛来していた大沼だが、今はひっそりと静まり返っている。
今秋のハクチョウは昨シーズンより1日遅い10月6日に先発隊の23羽が飛来し、22日には最多1999羽まで増えた。天候によって増えたり減ったりを繰り返し、29日朝のバードハウス前での2羽を確認して以降、11月5日まで目撃されていない。
バードハウススタッフによると、初飛来から29日までの22日間、ハクチョウが確認され毎日午前9時の観測で累計1万6143羽を数えた。
例年は初飛来から徐々に数が増えていくが今季は「初飛来の翌日に1400羽になった日もあれば、数日後には100羽に減り、また数日後には1000羽を超えたりと、飛来ピークが読めない年だった」とスタッフは話していた。
バードハウスは25日午後5時で夏季開館を終える。

