時の話題 「石破後の政治は」

 石破茂氏が総理・総裁を辞めるのはいいがこの先、日本の政治はどうなるのか。物価高騰によって「働けどはたらけど我が暮らし楽にならざり」(石川啄木)と国民の不満は根強い。新総裁に誰がなろうと「持てる政治家」と「持たざる国民」との乖離は酷くなる一方で、思うに誰がなってもその距離は縮められないだろう。
 小林旭じゃないが「昔の名前で出ています」では自民党勢が増し昔のように復活することはまず無かろう。立憲民主党は別にして国民民主党の玉木雄一郎代表、参政党の神谷宗幣代表の方が国民受けする主張をする。国民受けは単なるポピュリズムや日和見ではなく硬派の物言いをし惹きつける。
 昨日からの報道で神谷氏イコール高市早苗氏玉木氏イコール小泉進次郎氏のような気がしてならず、仮に自民党総裁選にどちらが勝とうが党勢回復は難しいものとみられる。
 正直、碌な政治家がいない。その原因は2世、3世の世襲議員が多過ぎるからだ。父親など親族から地盤・看板・鞄の三つの〝ばん〟を引き継ぐ2・3世議員に支援する後援会などの関係者が「楽に選挙に勝ちたい」との甘い認識と判断が今の体たらくを誘因したのだろう。
 1955年以降、自民党が中心になり日本の政治が動いてきたのは否定できずも、1度や2度の失敗にめげず別の選択肢もあってよかろう。
 それにしても国会議員の数が多過ぎる。その中にはかなり阿呆な議員もいる。政治改革の一丁目一番地は国会議員を減らすことだ。そうすると国が回る。