チベット伝統の踊りで供養 天徳寺 天徳寺

 8日、宗谷岬にある天徳寺で全国各地から集った有志によるチベット仏教に伝わる平和など祈るターラマントラダンスの奉納など行われ、大韓航空機の犠牲者の冥福を祈った。
 天徳寺には、1983年に発生した大韓航空機撃墜事件で流れ着いた遺品を納めると共に、永代供養の役割を果たす宗谷観音菩薩像が建造されている。今回は山本大雲住職と、チベットに伝わるダンスを全国で踊る有志代表の地引知子さんの縁で、事件の犠牲者の供養や平和などの意味合いを込めた伝統の舞を奉納する儀式が執り行われた。

 檀家の人らが参加した中、菩薩像の前で山本住職が香語(焼香の際に唱える法語)を唱えたあと、本堂で小嶋さちほさんのライアーと呼ばれる竪琴、山本住職の二胡の演奏に合わせ、有志9人がチベットに伝わるターラ21尊礼賛経の化身となり伝統の舞で犠牲者の冥福を祈った。
 地引さんらは「前日には祈りの塔の前で大韓航空機の犠牲者の冥福を祈りダンスを踊りました。いつかは地元の人を含め、祈りの塔などで何かやってみたい」と話し、山本住職は「こういった形で本格的な儀式をやったのは像が建造されて以来のこと。全国各地を周る方々に来て頂き、ありがたく思っております」と感謝していた。

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