20組以上案内 滑り出し順調 サウダージ稚内 ツアーガイド事業

 道北の歴史遺産巡りなどを催行する観光ガイド事業所「サウダージ稚内」によるツアーで7月以降、宗谷岬周辺の歴史プランや宗谷丘陵巡りなどで20組以上の旅行者が体験。徐々に歴史ガイド事業が浸透されてきている。倉悠介代表(34)は「稚内は奥深い地域で魅力的だとの声が多くあります」と手応えを感じている。
 6月27日にツアーガイドをスタートさせて以降、ガイドの西浦宏之さん(64)の案内で江戸時代の探検家・間宮林蔵の歴史や北方警備のため宗谷に派遣された津軽藩士が水腫病などの病気を防ぐために幕府から配給されたコーヒーを口にした歴史がある関係で稚内は庶民がコーヒーを最初に口にした地域と言われていることから宗谷公園にあるコーヒー豆を形にした記念碑など巡るツアーが人気を集めている。
 更に夕日を見にノシャップ岬に行くツアーや宗谷丘陵など白い道を巡る景勝地案内も依頼され、歴史プランは年配者の夫婦やグループなどに人気があり、歴史好きな若いカップルもツアーで回っている。
 江戸時代の探検家・間宮林蔵の出生地・茨城県つくばみらい市からの夫婦もガイドし、間宮林蔵の深掘りした案内をしたという西浦さんは「大変興味深く聞いてくださったとの印象を受けました」と話していた。
 今年は戦後80年になり「戦後や樺太に関係する稚内の歴史を伝えていきたい」と倉さんと西浦さんは話していた。