北海道再生を熱く語る 国民民主党の鈴木氏来社

 7月3日公示(投開票20日)される参院道選挙区=定数3=に国民民主党公認で立候補する予定の鈴木雅貴氏(33)が25日午前、稚内プレス社を訪れ、「現役世代の手取りを増やし、高齢者世帯含め住み良いマチづくりに取り組んでいきたい」と穏やかながら歯切れ良く主張した。
 東京浅草出身で青山学院大学卒業後、SMBC日興証券に入社し顧客の資産運用など8年半勤めた経験が政治家をめざす動機になった。
 その後、起業し資産運用や保険業務などに携わる中、現役世代の間に「将来的に年金がなくなるのでは」との心配があり、日々の暮らしが厳しく貯蓄に回す余裕が無い実状を知り「国の根本を変えなくては」とアポ無しで国民民主党北海道総支部連合会に掛け合い公認を勝ち取るという胆力を見せた。
 ガソリン税暫定税率の廃止、社会保険料の減額ほか、道内での中国人の土地取得に関する規制含めた安全保障と、これまで余りにも無知だった政治家のコメに対する見識の無さ―など改善すべき点は多々あるとした。
 稚内など地方での人口減少や地域温暖化によって衰退する産業の復活と雇用創出など北海道に夢と希望が出る政治を推し進めて行きたいと語気強く語った。