たんぽぽ広場開催 南地区コーディネーター 学習やコミュニティの場に

 稚内市学校運営協議会(CS)の稚内南地区地域コーディネーターが、南地区活動拠点センターとさくらヶ丘町内会館で開かれている地域食堂ふらっとに合わせ学習支援活動「たんほぽひろば」を開いている。
 南地区のコーディネーターを務めている渡部恒久さんが、地域コミュニティの活性化や主体的に学習習慣を付ける一助になって欲しいと、今年4月から南地区で地域食堂が開かれる日に合わせ活動している。
 10日、南地区での活動では、渡部さんに加え将来教員を目指している稚高3年生の尾池直人君がボランティアで参加し、ふらっとに訪れた児童たちが用意された計算問題など授業に関連するものだけでなく頭の体操になるクロスワードや迷路などのプリントに取り組み、分からない所を2人から教わっていた。
 たんぽぽひろばの名付け親の森谷環心さん(南小5年生)は「たんぽぽのように和やかな雰囲気で楽しめる場所になって欲しいと願い名前を提案しました。自分の好きなように勉強が出来るので、皆んなが気軽に来ることが出来れば」と話していた。
 渡部さんは「子どもとお年寄りが顔を合わせるコミュニティの場としても役立ち、学びや助け合いが出来る関係性を築く一助になれば」と話していた。