中央4に食堂開業 ミュー不動産 13日プレオープン

中央4のバス通り沿いに定食メニューなどを揃えた飲食店「中央食堂」が13日からプレオープンする。経営するミュー不動産の森淑社長(52)は「市民や旅行者の皆さんに美味しい家庭料理を提供したい」と張り切っている。
旧稚内薬局だった1階にボックス席やカウンタータイプなど22席を用意。暫くの間は1階のみの営業となるが2階も座敷やレトロ調のテーブル席など20席ほど用意している。
栄5で喫茶店「ウィスカコーヒー」を1年間ほど営業した経験を活かし、市民や旅行者らに食事の場所を提供したいとして開業を決意した。「焼き魚」や「唐揚げ」、「豚角煮」、「ロールキャベツ」などにアラ汁や副食などセットにした定食メニューを1000円〜1500円ほどで提供。単品メニューに加えビールなどドリンクももちろんある。
2階の席も開放し観光客向けに地元の海産物など食材にしたメニューも検討している。
店舗入口ではミュー不動産とテナント契約を結ぶ萩見5の菓子店「ヒルンド・ルスティカ」(桐山康介社長)が経営する自家珈琲焙煎豆を取扱うコーヒーショップ「ルシーダ・コーヒー・ロースターズ」が4月21日から先行オープンしている。
「互いの特徴を活かして店を盛り上げたい」と話す森社長は食堂オープンに向け「店の周辺には市立病院があるなど人通り多くニーズがある。お客さんに喜んでもらえる料理を提供したい」と話し、中央地区にルスティカを開業した12年前から森さんと親交がある桐山社長(45)は「こだわったコーヒーを多くの方に飲んでほしい」とPRしている。
中央食堂の営業時間は平日午前11時からで定休日は土日・祝日。プレオープン期間は材料が無くなり次第営業を止める。近いうちにランチとディナータイムに分けて営業する予定にある。


