核廃絶、戦争ない世の中訴える 国民平和大行進稚内大会

2025年原水爆禁止国民平和大行進が6日、文化センターから旧海員会館までの道のりで行われ、参加者が平和な世の中を願い核兵器の廃絶など呼び掛けた。
核兵器や戦争のない世界の実現に向け行われているもので、稚内大会には市民をはじめ礼文を出発し東京まで71日間かけて行進する渡邊正郎さん(愛知)と三浦コト子さん(東京)ら30人が参加し行進した。
参加者を前に、渡邊さんが「今年で被ばく80年を迎え本当に苦しい思いをした方々がいる。核廃絶、被爆者援護を訴えながら東京まで歩きたい」などと挨拶。北海道原水協の嶋田千津子さんが続いて訴えた。
文化センターを出発した一行は「平和がいちばん」などと書かれたノボリを手に「戦争をなくそう」、「武器はいらない」などと旧海員会館までの2・2㌔を行進し平和を訴えていた。

