脱輪防止に注意喚起 タイヤ交換で自動車整備協会

 道内で車による脱輪事故が発生していることを受け、稚内地区自動車整備協会(貝森好文会長)は、ドライバーに対し夏用タイヤ交換事の適切な作業を呼びかけている。
 脱輪事故は自らタイヤ交換しナット絞めなどが弱く発生していることから、交換作業の注意点として▽ディスクホイールの取付面、ホイールナットの当たり面にごみ等があれば取り除く▽ディスクホイールとナット形状の種類が適正であるか点検する▽ボルト・ナットのネジ山の状態が正常か(さび等があれば清掃・交換)▽適正なトルク(回す力)での締付と交換後の増し締めの実施▽大型車両はナット及びワッシャーの隙間に給油。特に大型車両は左後輪の脱輪が90%超えることから、運行前に必ず点検を実施するよう呼びかけている。
 協会では万が一、走行中に車から異音などあった場合には車を停止し、自動車整備工場へ連絡してほしいとしている。

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