大規模自然災害に備え訓練 振興局や防災機関など参加し

 宗谷総合振興局は21、22の両日、宗谷合同庁舎で災害応急対策訓練を行い、大規模自然災害の発生などに備え対応を確認した。
 振興局はじめ各機関や防災関係機関の人事異動で担当者が代わったことを受け、災害応急対策の連携強化など図るため訓練を行なっている。
 21日は稚内市社会福祉事業団で高齢者施設における防災対策、稚内地方気象台による宗谷地方及び北海道地方の気象等についてなどの講話や危機管理会議運営訓練など行われた。
 22日、指揮室運営等図上訓練では、新規採用職員を中心に指揮室の設置訓練が行われたあと、大型の台風が接近し道路の冠水や土砂崩れが発生したことを想定し、災害派遣や救助要請など空知、上川など5振興局や防災機関と連携した訓練が行われた。
 西岡振興局長は「防災対策には日頃の訓練や段取りが大切でありいざという時に備え今後も訓練を継続して行きたい」と話していた。