観光知識向上に勉強会 観光ボランティア会員や一般ら20人受講

 稚内市民観光ボランティアガイド主催の観光勉強会が19日夕方、市立図書館で開かれ、観光マイスター上級を持つ会員の中澤和一さんから市民らが稚内の歴史、漁業などについて教わった。
 今年の新規事業として会員や市民に観光知識の向上を目指し、秋にある観光マイスター試験に向けた勉強会を月1回、開催することになり、初回は会員はじめ一般から20人余りが受講した。
 大場弘一会長が「稚内の漁業や文化、歴史などとの知識を増やし稚内を愛してほしい」などとの挨拶で始まった勉強会は、中澤さんが観光マイスター試験の過去の問題などを例に挙げながら宗谷丘陵の白い道や稚内公園の氷雪の門、宗谷で水揚げされるミズダコの漁法、抜海岩の伝承、冬に稚内港で観察できるコオリガモなどについて説明した。
 受講者のうち半分近くが一般からの参加で大場会長や中澤さんは「稚内観光を盛り上げるため市民の皆さんとともに頑張っていきたい」と話していた。