きのう午後、ゲート開放 稚内公園道路 さっそくツアー立ち寄る


17日午後、稚内公園道路の冬期通行止めが5カ月ぶりに解除され市民や東京などからツアー客が公園からの眺めを満喫している。
今季は雪融けが遅く昨年(4月10日)より7日遅い17日午後1時頃、公園を維持管理する稚内市シルバー人材センターの会員によってゲートが開けられ、通行出来るようになると車両数台が道路を登っていた。
午後からは天候が回復し晴れ間が広がり、公園山頂から旅行者らは市街地などの眺めを楽しんでいた。
晴れ間が広がった18日午前、国境問題に関心を持つ男性ユーチューバーが企画した2泊3日の「越境3・0」というツアーで東京などからの旅行者7人が公園内の氷雪の門前に立ち寄った。男性ユーチューバーは「きょうは晴れて最高の天気です」と話し、その後はサロベツ原野や午後から旧瀬戸邸などを見学した。
山頂からはサハリンの島影や沖でナマコ漁をする桁船を見ることができた。百年記念塔下の展望スペースから景色を眺めていた大阪からの男性は「きょうは天気が良く気持ちよい」と満足していた。
市(都市整備課)では、急な降雪や路面凍結が起こる可能性もあるため冷え込む朝晩などの時間帯の走行には十分注意するよう呼びかけている。
宗谷岬公園道路の通行止めも17日、解除された。


