商業地30年連続し下落 1月1日 地価公示 住宅地も26年連続

 国交省から今年1月1日時点の地価が公表され、中央アーケード街は昨年と比べ4・4%下落した。平成8年から30年連続の下落。
 宗谷総合振興局によると、管内には稚内4地点(住宅地3、商業地1)、浜頓別2地点(住宅地)、枝幸2地点(同)の標準値があり、1平方㍍当たりの平均価格は住宅地7300円(前年対比1・8%下落)、商業地2万1800円(同4・4%下落)。住宅地は平成12年以降26年連続で下落した。
 旭川の不動産鑑定士によると、管内は人口減少や少子高齢化、地域経済の衰退により土地の需要が少ないため下落が続いている。
 〈住宅地〉宝来2―2―2=8900円(昨年9100円)▽こまどり4―5―8=1万700円(同1万900)▽萩見5―13―8=1万2900円(同1万3100円)〈商業地〉中央3―8―23=2万1800円(同2万2800円)。

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