一丸となった人手不足対策 宗谷地域雇用ネットワーク会議

 宗谷地域雇用ネットワーク会議NEXTが13日、宗谷合同庁舎とオンラインで開かれ、人手不足などの解決に向けて取り組みの発表し意見交換など行った。
 人手不足、担い手確保など課題解決のため高校生の地元就職や離職防止、U・Iターン促進のため開かれている会議には、様々な企業、団体から44人が参加した。
 参加者を前に、清水目宗谷総合振興局長が「管内の有効求人倍率は1・75倍と深刻な状況にあり、地元就職やUターン促進には地域の連携が一層求められる。貴重な意見が参考となり取り組みに繋がることを祈念します」などと挨拶した。
 このあと、稚内信金の拝野誠一総合企画部副部長が、企業説明会、職場見学、学生への周知など新規採用や中途採用の取り組みについて発表する中、「都市部から稚内が勤務地になることはハードルが高く、宗谷に目を迎えてもらうことが必要だと感じている」などと発表した。
 続いて稚内建設協会の発表があり、振興局から外国人技能実習生、道の取り組みなどについて報告があった。