アストロウイルス集団感染 管内保育所の園児35人
稚内保健所は13日、管内の保育所で園児35人が急性胃腸炎のアストロウイルスに感染したことを発表した。
保健所によると、アストロウイルスは幼児での発生が多くあり、オムツ交換などしたあと人の手を介して体内にウイルスが侵入し感染が広がる。
今回は2〜6歳児が下痢や嘔吐の症状を訴えており、施設を調査したところ、園児3人の便からアストロウイルスが検出された。全員が快方に向かっている。
道内では昨年5月の帯広に続き今年度2例目。
保健所ではノロウイルス同様、手洗いやうがいの徹底、消毒など感染予防を呼び掛けている。