現校舎で最後の卒業式 稚中 生徒29人が巣立つ

9日、稚中で現校舎最後の卒業式が行われ卒業生29人が学び舎を巣立った。
義務教育学校として中央小横に移転が決まっている現校舎での最後の卒業式には、卒業生29人、在校生64人のほか父母や来賓が参加した。
拍手で迎えられた卒業生は、校歌を斉唱したあと、森河校長から一人ひとりに卒業証書を渡され「自分自身を大切に、歩む道に誇りを持ち地域で活躍する人になって欲しい。未来は今日の積み重ねであり、自分の将来に志を掲げ、なりたい自分を実現させてください」などと餞の言葉の式辞と遠藤健太郎稚中教愛会長から「伝統ある稚内中学校のこの校舎では最後となる卒業生となる君たちがその誇りを胸に輝かしい将来と活躍を祈念します」などと祝辞を贈られた。
小柳海希生徒会長の送辞に対し、卒業生を代表し宮嶋智也君が「これからは皆さんが学校を変えていく番です。この校舎で過ごすのは残り少ないですが笑顔で毎日を精一杯過ごしてください」などと答辞を述べた。

