EVと太陽光設備設置 振興局 ゼロカーボンの一環で

 宗谷総合振興局が新たに電気自動車(EV)と太陽光発電設備など導入した。
 道は、2050年までに道内の温室効果ガス排出量を実質ゼロとするゼロカーボン北海道を目指しており、振興局でも積極的に再生可能エネルギーや公用車の次世代自動車化が求められている。
 電気自動車は宗谷として初めての導入で、一回のフル充電で460㌔走行可能な日産アリアが導入され、充電設備を倉庫に置く。
 ほかに振興局敷地内に降雪が付きにくく、地面の反射で発電効果が期待できる垂直型太陽光発電設備(年間4000㌗発電)も設置され、庁舎や電気自動車の電力として使用される。
 清水目局長は「電気自動車は内蔵電池を活用し、災害時のスマホなどの給電などでも使える。今後は庁舎にデジタルサイネージ(情報板)など通しCO²削減量など見えるようにして行きゼロカーボンを目指したい」と話していた。