現校舎で最後のライブ SE-NO 稚中・中央小生ら250人参加

 稚内出身の兄弟ユニットSE―NOが27日母校の稚中でライブを行い、児童生徒たちが先輩の演奏に感激していた。
 コロナ禍を除き母校でのライブを行っているSE―NOだが、義務教育一貫校により移転が決まっている同校の現校舎で行われる最後のライブには稚中、中央小の児童生徒はじめ、地域住民ら250人余りが参加した。
 SE―NOの2人は「モノトーン」を始まりに、中央小50周年記念歌「僕らが未来へつなぐ場所」、稚中70周年記念「はじまりの朝」など歌唱し「SOYA PARTY」は生徒たちのリクエストでアンコール含め2回演奏され、生徒・児童たちが肩を組んでSE―NOと一緒に合唱し手拍子などして盛り上がっていた。
 ライブ終了後、1994年に卒業したエビナマスジさんは「思い出だらけの場所に感謝を込め、前に進むことが出来るコンサートになりました」、98年に卒業した蝦名摩守俊さんは「今までやってきた中で一番ピースフルな時間が生まれました」などと話していた。