冬の稚内の自然を満喫 ふれあい公園スノーシュー体験 香港の20代カップル

今月末まで開催中の宗谷ふれあい公園スノーランドのアクティビティの一つとしてのガイド付きスノーシューツアーに19日午後、今季初めて外国人観光客が参加し、初めて北海道に訪れたという香港からの20代カップルは「冬景色が素敵で特別な時間を過ごせました」と感激していた。
スノーランドで一昨年冬からスノーシューツアーを担当する稚内、豊富などで自然ガイドとして活躍するポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表の嶋崎暁啓さん(42)をガイドに、1日から東京や神奈川、千葉などからの旅行者はじめ、稚内市民や豊富町民ら合わせて56人が体験し人気を集めている。
東京観光を楽しんだあと、直行便で稚内入りした男性(27)と女性(24)の香港人カップルは日本最北端の街に興味があり、初めての北海道観光で稚内を旅先に選んだ。稚内では3泊し宗谷岬など市内観光を楽しみ、19日午前はスノーランドでファットバイクや雪上車を体験し、午後から嶋崎さんの案内で1㌔のコース内で大沼周辺で生息する動物が雪に残した足跡や高台から結氷した大沼を見たり斜面を滑ったりして約1時間半余り散策を楽しんだ。
散策を終えたカップルは「寒かったけど冬を体いっぱい楽しめて稚内に来て良かったです。次は夏に稚内でサイクリングをやってみたい」と話していた。
嶋崎さんは「東京の混雑を避けて静かに旅を楽しむため稚内まで来たと言っておられましたが、自然の中でゆったりした時間をお楽しみいただけたと思います。私のSNSの投稿を見つけて参加していただけたのは嬉しかったです」と話していた。


