外国人 寿し握る体験 国際交流協議会 ベトナム人ら16人参加

稚内国際文化交流協議会などは18日夕方、副港市場で市内在住の外国人向けに異文化体験講座を開き、参加したベトナム人らが日本の伝統食〝お寿司〟を握った。
体験を通じて外国人住民と市民との交流を促そうとする講座には市内の水産会社や介護施設などで働くベトナム、台湾、インドネシア人の外国人16人と日本人ボランティア7人の23人が参加した。
居酒屋ようじ店主で副港市場内の魚常明田鮮魚店で働く三関誠さんや「てっぺん食堂」のスタッフらを講師に参加者はサーモンやマグロ、イクラなど寿司五貫を握った。調理後は握った寿司を食べた水産会社で働き2年間稚内に住んでいるベトナム人女性は「寿司は稚内でも何度か食べています。皆さんで寿司を握って楽しかった」と喜んでいた。
交流協議会事務局の市(交流推進課)の青木秀貴課長は「今回は外国人の方向けに寿司体験をしましたが、次は外国人の方に講師となって頂き稚内市民の方にベトナムなど文化に触れてもらう催しも企画したい」と話していた。

