きょう118番の日 海保 適正利用呼びかけ

 海の事件・事故を通報する「118番の日」の18日、稚内海保は巡視船「りしり」と「さろべつ」とキタカラで職員が118番の適正利用などを啓発した。
 平成12年5月から導入された118番は全国的に間違い電話などが多く、海上保安庁が昨年1年間受理した通報約40万件のうち、有効だったのは約5000件と全体の1%しかなく、99%が間違い電話や無言電話などだった。
 稚内海保は巡視船の船体の電光掲示板で「海での事件・事故は118番に通報を」と周知し、海保職員が18日キタカラでバス待ちの市民や観光客らにリーフレットや啓発グッズなどを配布し、118番通報の正しい利用と重要性を呼びかけていた。