時の話題 「闇バイト」

 首都圏で闇バイトに応募した若者の犯罪が絶えない。身柄を確保された犯人を見る限りごく一般の人のようで多くが「借金があり生活に困って応募した」などと、ギャンブルに溺れたのか詳しい理由は知らねど犯罪に手を染めてしまった。
 20代から30、40代の犯人もいるので普通なら家庭を持っている年齢であり、妻もおり子どももいるだろう。家族が不憫でならない。思うにこの種の犯罪は今後も続くだろう。
 怪しげな募集に応募するのはカネ欲しさであり困窮した末なのだろう。非正規が働き手の4割を締めると言われる中、若者の働き口はアルバイト就労で占めてしまい、その日暮らしに近い生活を余儀なくされている。ストレスも多く解消に賭け事にはまることなどあるだろう。そうすると借金をし行き着く先が困窮ゆえの強盗など罪を犯してしまう。
 今、国会では103万円・106万円・130万円の壁などかまびすしいが、政府が実施しなければならないのは貧困対策だ。社会から落ちこぼれてしまった人達や家庭を救う施策の実行だ。
 安定した会社・官庁に勤め安定した人生を送ろうというのは今や夢物語に近いものであるとまで言わぬも様々な事情で社会の片隅に置かれている人は少なからずいる。政治がこれから弱者を助けねばならない。
 学校を終え職業を転々としてきた筆者思うに為政者は市井の人々の苦しみに寄り添わねばならない。何らかのハンデがあって人生を諦め犯罪に手を染めようとする普通の若者を救う手立てを真剣に考えなければならない。